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2025年2月17日配信

『LOOVIC』by LOOVIC(株)

山中 亨 代表取締役

(所属や役職は配信当時の情報となります)

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位置情報データビジネスを網羅するツール「位置情報データソリューションカタログ」。

会員企業の多岐にわたるサービスをLBMA Japanサイトにて掲載しています。


今回お話を伺ったのはLOOVICのソリューション「LOOVIC」。

位置情報と連動した音声ガイドを作成・共有できるスマートフォンアプリで、

2025年春に一般向けのサービスのリリースを予定しています。観光・防災・教育・福祉など幅広い分野での活用ができるだけでなく、

商用カスタマイズやOEM提供・・・様々な可能性や用途について伺いました。

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「知識」「経験」を地図上に残せるソリューション「LOOVIC」

LOOVICは、ユーザー自身が音声ナビやガイドを作成できるスマートフォンアプリです。

位置情報と連動して、特定の場所に音声メモを残し、他の人がその場で聞くことができるという機能を提供しています。

例えば、レストランのおすすめポイントを音声で記録すれば、他の利用者がそれを参考にできます。

現在は動物園や植物園などでの利用に注力しており、利用者がアプリをダウンロードした後、

園内を回ることで自動的に音声ガイドを受けることができます。いわば無人のツアーガイドです。

LOOVICは単なるナビゲーションアプリではなく、

ユーザーが自身の「知識」や「経験」を発信できるプラットフォームでもあります。

例えば、地域に詳しいユーザーが街のガイドを作成し、それを他の人が利用することが可能です。

また、観光といった分野だけでなく、防災や介護の分野でも活用できます。

例えば、高齢者が避難経路をスムーズに把握できるよう、家族の声で音声案内を設定することも可能です。

高齢者が災害時にアプリを立ち上げられるか・・・といった課題もありますが、

災害時には自動的にプッシュ通知が送られ、適切な避難誘導が行われる仕組みも開発中だといいます。

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多様な業界に対応 音声ナビガイドのカスタマイズ

今後はこのサービスで培われたデータをもとに、OEMや共創によって各業種に合わせた新しいソリューションを作る計画もあります。

例えば、自動車業界に対しては認知症ドライバー向けのコパイロット機能や、

建設業界では現場監督の知識をもとにした、新人や外国人労働者向けの安全指示音声ガイドなど、様々な分野での活用が可能です。

他の業界でも「音声ナビガイドをカスタマイズしてほしい」という依頼に対して柔軟に対応できるといいます。

 

また、エンドユーザー向けのサービスとして、これまでに所得されたデータや音声をコンテンツ化して

提供するといったサービスの実証実験も進んでおり、2025年春の正式ローンチを目指しています。

 

LOOVICは、現在動物園や植物園などでの利用を進めていますが、今後はより広範な分野への展開を視野に入れています。

観光、防災、教育、自動車教習、ホテル業界、だけでなく日記アルバムや収穫記録など、さまざまな用途での活用が期待されています。

 

また、LOOVICの技術は、法人向けサービスや個人のライフスタイルの一部としても応用可能で、

企業や自治体と連携し、より多くのシーンで活用できるような共創を進めていきます。

今後も多様なパートナーとの協力を通じて、音声ナビとガイドの新たな可能性を探り、

より便利で魅力的なサービスを提供することを目指しています。​​

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