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2023年6月19日配信

秋本 和紀

ジオテクノロジーズ(株)GTダイレクト営業本部 本部長 (工学博士)

カーナビが進化してポイ活を作り出した1400万ダウンロード突破の『トリマ』を軸に『地図x人流」を創り出す

(所属や役職は配信当時の情報となります)

ジオテクノロジーズ(Geo Technologies)はもともとは、パイオニアのー部門として事業を展開。

その後スピンオフをして、IncrementPという社名で展開した後に、

ジオテクノロジーズに名称変更、位置情報活用のサービスを軸に据えた展開を見据える。

カーナビで培った位置情報、地図サービスの延長線上にエンドユーザーサービス『トリマ』があった。

1,400万ダウンロード(2023年6月時点)を超える大ヒット。

そのトリマの成り立ちや、そのデータを活用した、『地図x人流』のこの先を語って頂きました。

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大ヒットアプリ「トリマ」 誕生の背景に「MapFan」から受け継ぐ技術とアイデア

ジオテクノロジーズの歴史は古く、パイオニアのカーナビの地図を作成する部署としてスタートしました。その後、パイオニアの100%子会社IncrementP(インクリメントP)として約30年間展開し、2021年に独立。社名をジオテクノロジーズに変更しました。

そこからは地図データだけでなく、人流データの提供など新しいサービスを展開しています。

ジオテクノロジーズが提供するポイカツアプリ「トリマ」は、「Move to Earn (M2E)」の一環として2020年にリリースされました。

トリマはユーザーが日常の移動や活動を通じてポイントを稼ぐことができるアプリで、2023年6月時点で日本国内で1300万ダウンロードを達成する、大ヒットアプリとなりました。

これは日本の人口の約10人に1人がダウンロードした計算となり、国内のポイカツアプリとしてトップクラスのユーザー数を誇ります。

 

トリマを成功へと導いた要因のひとつが、IncrementP時代から続く、地図サービス「MapFan」での経験でした。

MapFanの開発や企画を手がけるチームの社内会議から生み出された「トリマ」のアイデア。

これを実現できたのは、MapFanで培った技術やアイデアが要だといいます。

また、2020年ごろからポイカツ(ポイント活動)が流行していたことも大きな要因だといいます。

多くのユーザーがポイントを稼ぐ手段を探す中で、トリマは移動するだけでポイントを稼げる・・・という手軽さが支持され、SNSやテレビのメディアでも取り上げられ、短期間で大規模な成長を遂げました。

 

今後は、こうしたトリマから得た豊富な人流データを活用し、地図データと組み合わせて人の動きをより深く理解し、予測可能な世界を実現することを目指していましす。

また、今後も新たなコンシューマー向けのサービスを提供するだけでなく、LBMA Japan加盟企業とのコラボレーションをすることなど、新たなサービスを生み出すことにも挑戦していきたいということです。

関連キーワード:

#データ活用 #位置情報 #コンシューマーサービス #アプリ開発

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